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小圷 龍男*; 大部 誠
JAERI-M 84-147, 40 Pages, 1984/08
箔照射による反応率測定を有効かつ効率的に進めるためのデータ処理コードシステムを開発した。照射箔より発する線スペクトルの測定および解析を自動的に行ない、反応率分布の結果まで一貫した処理を行うことが可能となった。線スペクトルのピーク解析機能としてデータ平滑化、一次微分および二次微分によるピーク探索および非線形最小自乗法に基く関数フィッティングによるピーク面積および誤差等の算定機能を具えている。また、ピーク解析コードにより求められた実験値を用いて、核種毎の崩壊定数を決定し、時間補正および箔の重量補正を行ない反応率を求める。これらのコードは、使用言語にFORTRAN-77を用い小型計算機PDP-11/44(DEC)用に開発したものであり、最大プログラムメモリーサイズは、32Kと制約を受けている。
小圷 龍男*
JAERI-M 84-104, 28 Pages, 1984/06
本報告書はFCAのフォイル実験に使用されているGe検出器から得られる線スペクトルを自動的に処理するためのコード「GSFIT」の内容および使用方法について記したものである。このコードは、使用言語にFORTRAN-77を用い小型計算機PDP-11/44(DEC社製)用に開発されたものであり最大プログラムメモリーサイズは32Kと制約を受けている。機能として、データ平滑化、一次微係数および二次微係数を用いてのピーク探索および関数フィッテング法によるピーク面積および誤差の算出等を具えている。関数フィッティング法による線スペクトル形状のモデル関数としてピーク部分をガウス関数、またベース部分を一次式をして与え、非線形最小自乗法によりパラメータを求めている。